• "加齢性難聴対策"(/)
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  1. 荒川区議会 2019-09-01
    10月11日-04号


    取得元: 荒川区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    令和元年度定例会・9月会議荒川区議会会議録(第三十三日)===============一、日時 令和元年十月十一日 午前十時一、場所 荒川区議会議場一、出席議員(三十二名)  一番 久家 繁君  二番 小坂英二君  三番 夏目亜季君  四番 宮本舜馬君  五番 山田晴美君  六番 相馬ゆうこ君  七番 北村綾子君  八番 小林行男君  九番 横山幸次君  十番 斉藤邦子君 十一番 小島和男君 十二番 鎌田理光君 十三番 町田 高君 十四番 中島義夫君 十五番 菅谷元昭君 十六番 明戸真弓美君 十七番 茂木 弘君 十八番 小坂眞三君 十九番 並木一元君 二十番 斎藤泰紀君二十一番 北城貞治君二十二番 志村博司君二十三番 河内ひとみ君二十四番 藤澤志光君二十五番 竹内明浩君二十六番 清水啓史君二十七番 山口幸一郎君二十八番 増田峰子君二十九番 森本達夫君 三十番 菊地秀信君三十一番 松田智子君三十二番 保坂正仁君一、欠席議員(なし)一、出席説明員区長  西川太一郎君副区長  佐藤安夫君副区長  北川嘉昭君総務企画部長  五味智子君財政担当部長  宮腰 肇君区政広報部長全国連携担当部長  米澤貴幸君管理部長  梅原一彦君区民生活部長  阿部忠資君地域文化スポーツ部長  古瀬清美君産業経済部長  石原 久君環境清掃部長  池田洋子君福祉部長  片岡 孝君健康部長  石原 浩君健康推進担当部長  東山忠史君子育て支援部長  青山敏郎君防災都市づくり部長  松土民雄君再開発担当部長都市計画担当部長  松崎保昌君会計管理部長会計管理債権管理担当部長  丹 雅敏君総務企画課長  小林直彦君教育長  高梨博和君教育委員会事務局教育部長  三枝直樹君選挙管理委員会委員長  小林清三郎代表監査委員  齋藤暢生君一、職務のため出席した事務局職員事務局長  濱島明光庶務係長  小原 実議事係長  伊藤智徳主任主事  染谷沙織主事  堀川光佑主事  山本麻由来主事  松元 翼企画調査係長  細井貴洋議事日程 令和元年十月十一日 午前十時開議第一               請願の付託について第二   議員提出議案第六号   白タク行為への更なる対策強化に関する意見書提出について第三   議員提出議案第七号   加齢性難聴への補聴器購入のための助成を求める意見書提出について第四   議案第二十号      地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例第五   議案第二十一号     会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例第六   議案第二十二号     地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例第七   議案第三十一号     令和元年度荒川一般会計補正予算(第二回)第八   議案第三十二号     令和元年度荒川国民健康保険事業特別会計補正予算(第一回)第九   議案第三十三号     令和元年度荒川介護保険事業特別会計補正予算(第一回)第十   議案第二十七号     荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例第十一  議案第三十四号     荒川総合スポーツセンター指定管理者の指定について第十二  議案第三十号      荒川区印鑑条例の一部を改正する条例第十三  議案第三十五号     西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について第十四  議案第三十六号     荒川区立荒川老人福祉センター指定管理者の指定について第十五  議案第三十七号     荒川区立荒川東部在宅高齢者通所サービスセンター指定管理者の指定について第十六  認定第一号       平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算第十七  認定第二号       平成三十年度荒川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第十八  認定第三号       平成三十年度荒川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算第十九  認定第四号       平成三十年度荒川介護保険事業特別会計歳入歳出決算   午前十時開議 ○議長(茂木弘君) ただいまより本日の会議を開きます。 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十二名、欠席なしでございます。 直ちに日程に入ります。 日程第一、請願の付託についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △請願の付託について  (資料の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 陳情書四件、議長において受理いたしました。 お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管委員会に審査を付託いたします。 日程第二、議員提出議案第六号、白タク行為への更なる対策強化に関する意見書提出についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第六号 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書提出について (議案の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 事務局長より朗読いたします。   〔事務局長朗読議員提出議案第六号  白タク行為への更なる対策強化に関する意見書提出について上記の議案を提出する。令和元年十月十一日      提出者 荒川区議会議員          鎌田 理光   町田  高   中島 義夫          菅谷 元昭   明戸真弓美   茂木  弘          小坂 眞三   並木 一元   斎藤 泰紀          北城 貞治   志村 博司   山口幸一郎          増田 峰子   森本 達夫   菊地 秀信          松田 智子   保坂 正仁   相馬ゆうこ          北村 綾子   小林 行男   横山 幸次          斉藤 邦子   小島 和男   夏目 亜季          宮本 舜馬   山田 晴美   竹内 明浩          清水 啓史   藤澤 志光   河内ひとみ          久家  繁 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書タクシー市場特有の供給過剰への対応をより効果的に進めながら、タクシーの安全性やサービス水準を一層向上させることを目的として、「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律(以下「改正タクシー特措法」という。)」が、与野党共同提案の議員立法により賛成多数で可決・成立し、平成二十六年一月に施行されました。一方、政府においては、シェアリングエコノミー検討会議を設置し、ライドシェア自家用自動車を用いて有償で運送を行うサービス)を含めた検討を行っており、さらに、規制改革推進会議においても、ライドシェアを含めた議論がなされています。 このライドシェアについては、白タク行為道路運送法に抵触するタクシー類似行為)に該当するとの指摘があり、また、運行管理や車両整備等の責任を負う主体を置かずに自家用自動車のドライバーのみが運送責任を負う形態であるため、安全確保や利用者保護等の観点から大きな問題が生じる懸念が指摘されており、改正タクシー特措法の意義を損なうことが危惧されます。 また、近年、白タク行為が横行しており、これについては明白な道路運送法違反であることから、国土交通省、警察庁、法務省、業界団体等の連携により対策を行っていますが、いまだ解決には至っていません。よって、荒川区議会は、国会及び政府に対し、次の事項について所要の措置を講ずるよう強く要請します。一 白タク行為に該当するようなライドシェアは、利用者の安心・安全に極めて大きな懸念があり、さらに、改正タクシー特措法の意義を損なうことが危惧されるため、ライドシェア合法化にならないよう十分慎重に検討すること。二、道路運送法違反である白タク行為に対し、更なる対策強化を行うこと。以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。 令和元年 月 日               荒川区議会議長名 衆議院議長参議院議長内閣総理大臣・総務大臣・法務大臣・国土交通大臣規制改革担当大臣国家公安委員会委員長あて ○議長(茂木弘君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本案に対し質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 本案は、原案どおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議員提出議案第六号は原案どおり決定いたしました。 日程第三、議員提出議案第七号、加齢性難聴への補聴器購入のための助成を求める意見書提出についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第七号 加齢性難聴への補聴器購入のための助成を求める意見書提出について (議案の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 事務局長より朗読いたします。   〔事務局長朗読議員提出議案第七号   加齢性難聴への補聴器購入のための助成を求める意見書提出について上記の議案を提出する。令和元年十月十一日      提出者 荒川区議会議員 加齢性難聴への補聴器購入のための助成を求める意見書 七十歳以上の高齢者の半数は、加齢性の難聴者と推定されています。日本補聴器工業会の調べでは、九割近い方が「補聴器使用で生活の質が改善した」と答えています。さらに、難聴を放置していると認知機能が低下することがわかってきました。 しかし、補聴器は非常に精密な医療機器であり、片耳で三万円から二十万円、両耳だとその倍の費用がかかるため、年金生活での購入は大きな負担になります。また、補聴器を所有している人でも、補聴器が合わず満足な使用ができないという調査結果も出ています。そのため、日本では、補聴器所有率が一四・四パーセントと諸外国に比べても圧倒的に低い状況です。 よって、荒川区議会は、国会、政府及び東京都に対し、補聴器相談医の育成促進、認定補聴器技能者の育成支援、認定補聴器専門店の普及などの支援を行い、補聴器を必要な人が早期の段階で適切な補聴器を購入し、さらに継続して使える仕組みづくりと購入助成を進めることを求めます。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。  令和元年 月 日                荒川区議会議長名衆議院議長参議院議長内閣総理大臣・総務大臣・厚生労働大臣東京都知事あて ○議長(茂木弘君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本案に対し質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議がないものと認めます。議員提出議案第七号は原案どおり決定いたしました。 お諮りいたします。議員提出議案第六号及び第七号の二件の意見書提出につきましては、議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 日程第四、議案第二十号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例、日程第五、議案第二十一号、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例、日程第六、議案第二十二号、地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例、日程第七、議案第三十一号、令和元年度荒川一般会計補正予算(第二回)、日程第八、議案第三十二号、令和元年度荒川国民健康保険事業特別会計補正予算(第一回)、日程第九、議案第三十三号、令和元年度荒川介護保険事業特別会計補正予算(第一回)、以上六件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――
    △議案第二十号  地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 △議案第二十一号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例 △議案第二十二号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例 △議案第三十一号 令和元年度荒川一般会計補正予算(第二回) △議案第三十二号 令和元年度荒川国民健康保険事業特別会計補正予算(第一回) △議案第三十三号 令和元年度荒川介護保険事業特別会計補正予算(第一回)                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、総務企画委員会小林行男委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小林行男君登壇〕 ◆八番(小林行男君) 付託を受けました議案六件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第二十号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例、議案第二十一号、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例、以上二件につきましては、同種関連があるとして一括して審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、区として非常勤職員の処遇改善に対するこれまでの取り組み、会計年度任用職員の年齢及び任期の制限、公民権行使休暇取得の実績などについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入りました。 まず、議案第二十号については、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第二十一号については、職員が区のために気持ちよく働くことが重要であり、処遇が改善されることによって、これまで以上に区民のために努力していただくよう要望し、賛成との意見、実質年収アップ、処遇改善が図られることは確かであり、職員団体との交渉結果を尊重することが必要であるため、反対はしないものの、非常勤職員の常勤化や新たに非常勤をふやし、常勤職員を減らすようなことがないよう要望するとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 次に、議案第二十二号、地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、委員より、改正に伴う現場での影響、成年被後見人であるか否かの確認などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は本案について原案どおり決定をいたしました。 最後に、議案第三十一号、令和元年度荒川一般会計補正予算(第二回)、議案第三十二号、令和元年度荒川国民健康保険事業特別会計補正予算(第一回)、議案第三十三号、令和元年度荒川介護保険事業特別会計補正予算(第一回)、以上三件につきましては、同種関連があるとして一括して審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、決算剰余金の要因、国民健康保険証の不正利用の現状及びマイナンバーカードとの一体化、国保制度改革に伴う影響などについて質疑がありました。 その後、一件ずつ討論に入りました。 まず議案第三十一号については、五十年ほど前から集中的に整備された建築物の老朽化が不安視される中で、将来に向けて財源を今から準備すべきであるとして賛成との意見、反対はしないものの、区民の暮らしに大きな影響がある中でタイムリーに予算を執行する必要があり、余剰金の活用方法を含め、区民の立場に立った予算案の検討を要望するとの意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 最後に、議案第三十二号及び議案第三十三号については、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第二十号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第二十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第二十号は、委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十一号、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第二十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第二十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第二十二号、地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第二十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第二十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十一号、令和元年度荒川一般会計補正予算(第二回)について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十二号、令和元年度荒川国民健康保険事業特別会計補正予算(第一回)について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十三号、令和元年度荒川介護保険事業特別会計補正予算(第一回)について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十、議案第二十七号、荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例、日程第十一、議案第三十四号、荒川総合スポーツセンター指定管理者の指定について、以上二件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第二十七号 荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例 議案第三十四号 荒川総合スポーツセンター指定管理者の指定について                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員会北城貞治委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔北城貞治君登壇〕 ◆二十一番(北城貞治君) 付託を受けました議案二件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第二十七号、荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例につきましては、荒川区民スポーツ意識調査における区の認識、減価償却に関する区の見解、健康格差に対する懸念などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、利用料金の値上げは健康格差を生み、区民の誰もがスポーツを親しむという目的に沿わないため反対との意見があり、採決の結果、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第三十四号、荒川総合スポーツセンター指定管理者の指定についてにつきましては、特に質疑、意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第二十七号、荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 六番相馬ゆうこ議員。   〔相馬ゆうこ君登壇〕 ◆六番(相馬ゆうこ君) 私は、日本共産党荒川議会議員団を代表して、議案第二十七号、荒川総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 この条例は、荒川総合スポーツセンターの大規模改修に伴い、施設利用料を値上げするものです。 反対の理由として、第一に、区民の声に耳を傾けない区の姿勢です。委員会で、区は、施設がレベルアップするので、値上げについて区民の理解は得られると一貫して主張しましたが、そのための具体的な策はとっていません。特にプールの個人利用料は、これまでも高過ぎるという区民の声があり、我が党区議団もたびたび料金の引き下げを求めてきましたが、今回改定されれば二十三区で最高額です。パブリックコメントを行うなどで施設コストや利用料のあり方を広く示し、区民の声に耳を傾けたさらなる検討が必要です。 第二に、公共施設である荒川総合スポーツセンター受益者負担の考えをそのまま取り入れることが本当に適切なのかということです。 区は、受益者の適正負担の観点から減価償却費増を反映するとしていますが、そもそも改修に係る経費は全ての区民に平等に利用の機会を提供するための費用であり、安易に受益者負担の考え方を拡大することは、荒川総合スポーツセンター本来の理念にも反します。 今回の値上げが認められれば、今後も公共施設の改修に伴う値上げがされかねません。新地方公会計制度と指定管理者制度、二つの制度のもとで改めて考えるべき点が多く、委員会でももっと議論を重ねるべきと感じました。 減価償却費を原価に算入するかは、最終的には区の政策判断です。少子化対策を含めた若者、子育て世帯への支援が必要な今、この値上げで一番困るのはこの世代の人々です。こういった支援に逆行する今回の区の判断は問題であり、見直すべきと申し上げて、反対討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第二十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十四号、荒川総合スポーツセンター指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。  議案第三十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十二、議案第三十号、荒川区印鑑条例の一部を改正する条例、日程第十三、議案第三十五号、西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について、日程第十四、議案第三十六号、荒川区立荒川老人福祉センター指定管理者の指定について、日程第十五、議案第三十七号、荒川区立荒川東部在宅高齢者通所サービスセンター指定管理者の指定について、以上四件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第三十号  荒川区印鑑条例の一部を改正する条例 △議案第三十五号 西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について △議案第三十六号 荒川区立荒川老人福祉センター指定管理者の指定について △議案第三十七号 荒川区立荒川東部在宅高齢者通所サービスセンター指定管理者の指定について、                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員会保坂正仁委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 付託を受けました議案四件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第三十六号、荒川区立荒川老人福祉センター指定管理者の指定について、議案第三十七号、荒川区立荒川東部在宅高齢者通所サービスセンター指定管理者の指定についてにつきまして、同種関連があるため一括して審査を行い、委員より、指定管理者の選考の経緯、指定管理者変更に関する今後の事業計画、在勤職員に対する区の対応、デイサービスの稼働率の改善策、指定管理者の特徴的な取り組みと具体的な事業計画、事業所の新規参入に対する区の認識などについて質疑があり、その後、一件ずつ討論に入りました。 議案第三十六号については、区としての方向性を持った中で、区と事業者が十分な連携をとることを要望して賛成との意見、これまでにない新しい事業や展開を期待して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 議案第三十七号については、デイサービスの稼働率の向上、将来的な定員や貴重な区有財産の有効活用などについて事業者と協議し、今後の新しい展開に期待をして賛成との意見、利用者やその家族に対する指定管理者の変更についての丁寧な説明と、職員の引き継ぎが円滑に進むように区としても尽力をすることを要望して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第三十号、荒川区印鑑条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、整備される登録項目と申請手続の簡素化に対する区の認識、住民票に旧氏を記載する際の手続、今後の住民票以外の手続における旧氏記載の活用、旧氏が複数ある場合の取り扱いなどについて質疑があり、その後、討論に入り、さまざまな場面で旧姓の使用が容易になったことと、事務手続の中で男女の記載が不要になったことは一歩前進であり、今後、夫婦別姓が選択できるように法改正することを要望して賛成との意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 続いて、議案第三十五号、西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定についてにつきましては、委員より、各ふれあい館の貸し室利用率の差の背景、本部経費の理想的な算出方法、学識経験者と地域代表者の経歴と選定基準、委員と専門家による評価の適切さに対する区の認識などについて質疑があり、その後、討論に入り、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 以上、御報告とさせていただきます。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第三十号、荒川区印鑑条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十五号、西日暮里ふれあい館の指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十五号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十五号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十六号、荒川区立荒川老人福祉センター指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第三十七号、荒川区立荒川東部在宅高齢者通所サービスセンター指定管理者の指定について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第三十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第三十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十六、認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算を議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △認定第一号 平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本件に関しては、決算に関する特別委員会明戸真弓美委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔明戸真弓美君登壇〕 ◆十六番(明戸真弓美君) 決算に関する特別委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 本委員会は、最初に付託を受けました認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算について審査を行いました。 まず審査に先立ち、監査委員から決算の審査経過並びに審査結果について、また、理事者から決算の概要並びに主要施策の成果について、それぞれ説明を受けました。 その後、総括質疑に入り、九会派十名の委員より、行財政改革の推進、区児童相談所の開設、防災まちづくり、公共施設の管理・改修・建て替え計画、子宮頸がんワクチンの普及啓発、防災ヘルメットの導入、朝鮮学校保護者補助金の廃止、ジェネリック医薬品の普及、消費税増税に伴う対応、区の観光施策などについて質疑がありました。 その後、各款ごとに延べ七日間にわたって詳細に審査を行いました。 その後、討論に入り、消費税増税や社会保障の削減が行われ、区民に寄り添い、暮らしを応援することが求められているが、区の支援や対応は不十分である。また、過度の財政調整基金積み立てや住宅困窮者への直接的な支援がないなど、区民の暮らし応援と将来の備えのバランスを欠いているとして反対との意見、過去最大規模を更新した区税収入のほか、各種財務指標が示すとおり、極めて健全な財政運営が行われており、手話言語条例の制定及び遠隔手話通訳サービスの開始、親亡き後の支援の充実等、弱い立場の方々に可能な限り行政の光を届ける施策として高く評価する、また、小中学校をはじめ、各種公共施設の建て替え等、財政需要の増大が見込まれる中にあって、身の丈に合った持続可能な行政運営を徹底していただくよう強く要望し賛成との意見、来年度から始まる会計年度任用職員制度において、常勤の欠員補充目的で運用される懸念があることから容認できず、今後も納得のいく形で組合側と協議を進めることを要望し反対との意見、西川区長の英断のもと、子育て対策から高齢者・障がい者対策に至るまで、幸福実感都市あらかわを目指すための予算編成及び執行であり、消費税一〇パーセントに伴う軽減税率の導入、幼児教育・保育の無償化、食品ロス削減推進法等の施策における区の対応を高く評価している、今後、各施策を速やかに、また強力に進めていくよう要望し賛成との意見、西日暮里の再開発における千戸の住宅建設に対する区の見解が明確ではなかったのは残念だが、あらかわ遊園のスケートパーク、防災ヘルメット、三歳児の眼科の屈折検査の充実を実施することを要望し賛成との意見があり、認定第一号について、委員会は採決の結果、認定することに決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 八番小林行男議員。   〔小林行男君登壇〕 ◆八番(小林行男君) 私は、日本共産党荒川議会議員団を代表して、認定第一号、二〇一八年度一般会計歳入歳出決算に反対の討論を行います。 この議会のさなかに消費税一〇パーセント増税が強行されました。日本共産党荒川区議団は、区民の暮らしと地域経済を壊すことを顧みない愚行に強く抗議をするものであります。同時に、区民の暮らしと地域経済、景気回復のためにも、消費税の当面五パーセントへの減税に向けて全力を挙げることを表明するものであります。 以下、決算認定に反対する理由を述べます。 本決算に反対する第一の理由は、消費税増税を容認し、区民への影響と大変さに十分向き合うことができていないことです。荒川区の二〇一八年度歳入決算では、歳入九百五十七億円、歳出九百二十八億円、二十八億円の黒字であります。基金は三百六十八億円に達しています。しかし、区民の暮らしに寄り添う点で不十分だと言わなければなりません。 この決算年度の各定例会で消費税増税のもとでの区民の暮らしと経済に対する影響について、繰り返し区の認識をただしてまいりました。区は、 「消費税による負担の増加は、将来の国民生活の安定に資する。結果、地域経済の安定にもつながっていく」という政府見解を繰り返し、消費税増税を一貫して容認、区民の暮らしや区内経済への影響について具体的な言及はありませんでした。どんなに立場や考えに違いがあっても、消費税一〇パーセント増税が暮らしと経済に影響がないとは言えないはずです。こうした姿勢では、区民に寄り添い、住民福祉の増進という自治体本来の役割を果たせないと指摘しておきたいと思います。 この決算年度は、国民健康保険、介護保険、後期高齢保険料のトリプル値上げ、生活保護の削減など社会保障削減が行われました。区政執行上も暮らし応援が最優先で求められていましたが、極めて不十分でした。この決算にかかわる予算審議のとき、我が党区議団は、就学援助の対象拡大、小中学校の入学祝金、介護保険料の低所得者への軽減、住宅リフォーム支援など八施策、約五億円余の修正提案を行いました。今回の決算剰余金の二割程度で実現でき、毎年の計画的な財政運営で継続できる規模で、やはりこうした施策の決断が求められていたのです。 第二に、税金の使い方、まちづくりや住宅政策の問題です。区は、西日暮里駅前再開発を都市基盤整備の最優先課題と位置づけ、一千戸の住宅建設、事業費百九十億円規模の大ホールの建設を推進しようとしています。とりわけ、将来の財政需要を口実に、暮らしにかかわる子育て、医療介護、住宅の負担軽減や経済的支援に消極的な一方で、総額百九十億円の大ホール建設を推進しようとしていることは大きな問題です。 この地域には、旧道灌山中学跡地など貴重な区有地もあり、どういった公共施設が必要なのか、区民的合意もありません。防災上も必要だとしておりますが、木造密集地域の整備はまだまだ先が見えません。 自然災害が全国各地で起こっています。木造密集地域の整備促進や、聞こえの悪い防災無線のデジタル化と防災ラジオを一刻も早く実施に踏み込むよう求めます。 災害時の在宅避難を進める上でも、家具転倒防止や感震ブレーカー、ガラス破損防止など一〇〇パーセント実施へ向けた本気の取り組みが大切であります。 また、住宅政策で区民が最も求めているのは、低家賃で安心・安全な住宅、公的住宅の拡充や、ひとり親家庭などの家賃補助など切実な問題であります。政府の持ち家政策を推進、住宅は自己責任ではなく、「住まいは人権」の立場で自治体の責任を果たすべきであります。 第三に、基金の積み立てについて、やはり過度になっていないかという問題です。財政調整基金は、区の標準財政規模六百億円の三〇パーセントに近い百七十七億円に達しています。また、公共施設、義務教育施設関連基金は、区の建築物の減価償却累計額七百億円の二〇パーセント程度の維持が適切だと言われています。基本的にこの水準を維持し、起債や補助金など計画的に活用していくことで対応することができます。 現にこの決算年度でも、荒川総合スポーツセンター、あらかわ遊園の大規模改修や児童相談所、新尾久図書館、日暮里活性化施設など建設を着工しています。やはり基金積み立ての適切な基準を設けるべきであります。公共施設の中長期の更新計画など将来への備えと区民の暮らし応援のバランスが問われていると思います。 最後に、決算に関する特別委員会で指摘してきました幾つかの問題について触れます。 区が行った子ども・子育てニーズ調査で、生活困窮層とその周辺層を合わせると一五パーセントから二〇パーセントに上ります。さらに詳細な子ども生活実態調査と支援の検討が求められます。 来年七月開所の児童相談所は、人材確保とともに、東京都に必要な財源の確保に全力を挙げるとともに、ツインズサポート事業の充実と保育園、保健所など子ども関連事業との連携強化を求めます。 私立認可保育園が急増している中で、保育の質を確保していく上で区立保育園の役割が一層重要です。これ以上の公立園の民営化はやめるべきです。私立認可保育園、私立幼稚園への保育の質の確保のために、保育士の処遇改善などを進めることが重要であります。 人件費割合が異常に低い私立保育園などへ適切な指導・検査を行い、改善を援助することが求められています。また、学童クラブの定員オーバーの対策として必要な増設計画を持って進めることを求めます。 消費税増税の深刻な影響を受けている区内小規模事業者への支援強化が求められます。経営支援で効果が認められてきた中小企業向けの「製造業等経営力向上支援事業補助金」について、区内事業者を使った設備投資の補助を引き上げることを改めて強く求め、生産性の向上とともに、区内事業者の仕事起こし、企業育成、料飲も含む区内商業者にもお金が回る一石三鳥の効果が期待できます。 また、加齢性難聴対策として補聴器購入の助成など、各会派からも出されており、新年度予算で具体化されるよう強く求めておきます。 以上、申し上げて、反対討論とします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 十四番中島義夫議員。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 初めに、このたび関東に上陸すると予想される台風十九号に対応しました荒川区、本日より区内五カ所に避難所を設置するという素早い対応を評価させていただきます。 西川区政は、区民の安全・安心を第一に、災害で一人の犠牲者も出さないという方針をもとに区政を進めていることに、我が自由民主党荒川区議会議員団も賛同し、積極的に協力させていただくことをお約束いたします。そして、今回の台風により、荒川区をはじめ上陸した各地区に被害がないことを祈りたいと思います。 それでは、これより自由民主党荒川区議会議員団を代表いたしまして、認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論いたします。 政府は、本年六月に閣議決定の「経済財政運営と改革の基本方針二〇一九」の中で、アベノミクスの推進により、過去最高水準の企業収益が続く中、雇用面では、生産年齢人口が減少する中にあっても、女性や高齢者の労働参加により就業者数が増加し、また、最低賃金は三年連続で三パーセント程度の引き上げを実現するなど、国民生活に密接にかかわる雇用や所得環境も大きく改善しているとしており、景気についても、九月の月例経済報告において、「景気は輸出を中心に弱さが続いているものの、緩やかに回復している」との判断を示しています。 しかしながら、荒川区民や区内企業の実感からすれば、景気回復の効果が十分に行き渡っているとは言いがたい状況にあります。加えて、切迫性が増している首都直下地震への備えやエネルギー問題、女性の活躍促進や雇用改革、人口減少社会への対応など、極めて重い課題が山積しています。そして、その課題解決には、住民の生活を最も知り、ともに悩むことのできる地方自治体や地方議員が大きな役割を果たしていく必要があります。 我が自由民主党荒川区議会議員団は、このような認識のもと、区民生活の向上、安心・安全に暮らせる荒川区を目指して積極的に推進していくよう日々取り組んでまいりました。 このたびの決算審査では、西川区長の第四期目の三年目に当たり、その成果を確認させていただきました。区政の全般にわたって、区民サービスの向上に向けた着実な前進が図られており、改めて西川区政の成果を高く評価する次第であります。 では、まず、財政状況について申し上げます。 区の最大の自主財源である特別区税は百七十五億円余と過去最大を更新しており、そのうち特別区民税も百五十九億円余で過去最大、徴収率も九五・四パーセントと過去最高を更新いたしております。 財政の弾力性を示す経常収支比率や起債残高の水準など、平成三十年度決算における財政指標はいずれも健全な水準の範囲内にあり、これらを総括し、極めて健全な財政運営が維持されているという評価ができます。 荒川区の財政状況がここまで改善されてきたのは、我が党がかねてより主張し続けてきた徹底した行財政改革に区が熱意を持って取り組んできた結果であると評価いたしております。 現状の評価だけでなく、将来を見据えた施策があるか否かということも大切な視点であります。 本決算には、あらかわ遊園リニューアルをはじめとする未来社会を担う子どもたちが健やかに育つための取り組み、読書のまちあらかわの推進や荒川総合スポーツセンターのリニューアルといった区民の文化やスポーツの環境を整える取り組みなど、荒川区の将来を見据えた施策がしっかりと盛り込まれております。 また、弱い立場の方々に可能な限り行政の光を届ける施策があるか否かも大切な視点であります。 我が党の主導により、区では手話言語条例を制定し、遠隔手話通訳サービスを開始するとともに、親亡き後の支援を充実するなど、着実に取り組んでおります。 そのほか、我が党が行った主な質疑を申し上げますと、総括質疑では、行財政改革の推進、日暮里駅周辺の社会基盤の整備、区内旅館業の状況、区児童相談所の開設、中学校防災部の活動と今後、リニューアル後の荒川総合スポーツセンターの活用についてなどであります。 また、続く決算費目の審査では、ひとり暮らし高齢者の在宅避難に係る不安解消に向けた事前グループづくり、日暮里区民事務所仮設建物の二日小をはじめとした学童クラブ室への転用など、施設等の有効活用の推進、町会における災害時の備蓄物資の整備検討、区民サービス向上に向けたAIの積極的な導入、特殊詐欺対策のさらなる推進、千住大橋の綱引き大会の復活、区内施設マネジメントの充実、文化活動の拠点にふさわしい町屋文化センターのリニューアル、緊急医療救護所への参集体制と備蓄品配備の徹底、障がい者基幹相談支援センターをたんぽぽセンターへ設置、ふれあい粋・活サロンへの参加促進、病児・病後児保育の充実、児童虐待防止に向けた保育園と児童相談所の連携、保育需要の減少をにらんだ適正規模の検討、保育園と格差を埋める私立幼稚園の支援検討、被保護者への就労支援の強化、蛍光管やリサイクル資源の対応状況と集団回収メリットの実効性、太田道灌のPRと道灌サミットの開催、日暮里や西日暮里のまちづくりの方向性と再開発の可能性とその概要及び大ホールに対する区の費用負担の精査、台風による街路樹の被害と今後の対策、二項道路に対する電柱のセットバック問題の解消、日暮里駅紅葉橋の改善対策、子どもの挨拶教育並びにあらかわ寺子屋の拡充、特別支援学級の内容充実、不登校児の細やかな配慮対策、スクールサポートのスタッフ拡充、中学校防災部の増強並びに装備の充実と、OBやOGに向けた消防団への加入推奨、学校施設の中規模改修計画の策定などであります。 これらの提案や要望については、今後の区政運営に反映させていただきますよう要望いたします。 最後になりますが、決算費目審査の冒頭、我が党が確認したとおり、歳入に関しては、経済の影響を受けやすい財調交付金に多くを依存せざるを得ない本区にとって、財政環境は予断を許さない状況にあります。 一方、歳出に関しては、先日の本会議でも質問いたしました、公共施設のマネジメントや小中学校並びに各種公共施設の建て替えなどのほか、大きなプロジェクトもあり、財政需要の増大が見込まれるところであります。 区におかれましては、こうした状況を踏まえて、ぜひとも身の丈に合った持続可能な行財政運営に徹底していただくと同時に、行政改革は未来永劫の課題であるために、サンセット方式の導入を強く要望し、本決算の認定に賛成の討論とさせていただきます。(拍手) ○議長(茂木弘君) 三十一番松田智子議員。   〔松田智子君登壇〕 ◆三十一番(松田智子君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表いたしまして、認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論を行います。 平成三十年度予算は、西川区政の四期目の二年目となる予算であり、区民の安全・安心はもとより、子育て環境の整備、地域経済や文化・スポーツの活性化など真剣に取り組むという西川区長の強い決意に基づき、「くらしの安らぎと夢を育む予算」として編成され、執行されてきたものと理解しております。 本決算の審査に当たり、平成三十年度決算を総括しますと、一般会計の歳出総額は九百三十二億円余で、前年度に比べ一・二パーセントの増となっております。 財政運営の健全性の目安として、普通会計における主な財政指標を見てみますと、経常収支比率は八三・〇パーセントと前年より〇・八ポイント改善しております。 さらに、財政健全化法に基づく健全化判断比率においても、実質公債費比率一・二パーセントなど、いずれの数値も算出を開始した平成十九年度決算から引き続き、早期健全化基準を大きく下回る良好な水準を維持しております。 また、一方で、少子高齢化の進展に伴う社会保障関係費の増大、老朽化した公共建築物等の更新、首都直下型地震への備えなど多額の財政負担を伴う行政需要が見込まれております。 したがって、今後の区政運営に当たっては、引き続き財政の健全性を確保しながら、必要な施策には予算を重点的に投入するなど、さらなる効率的・効果的な展開が求められています。 次に、平成三十年度の具体的な施策ですが、我が党が区民相談等で受けた意見や要望などを踏まえて予算要望として区長に提出した「平成三十年度予算に関する要望書」に掲げた項目は、おおむね予算化され、執行されております。 主なものを挙げてみますと、行財政改革分野では、指定管理者制度の抜本的見直しと新たな運用、区民生活分野では、特殊詐欺根絶対策としての自動録音機の設置拡大、スポーツ・文化分野では、東京オリンピック・パラリンピックに向けた意識啓発事業の実施、産業経済分野では、経営基盤強化のための資金調達、経営相談、施設整備の支援、環境分野では、食品ロス削減対策の周知徹底、高齢者及び障がい者分野では、認知症予防対策の拡充、健康分野では、自殺予防事業の推進、子育て分野では、児童相談所の区移管に向けた諸施策の実施、住みよいまちつくり分野では、魅力ある宮前公園の整備、教育分野では、学校体育館への冷暖房設備をはじめとした学校・園の環境整備などが挙げられます。 これらのほかにも数多くの事業が着実に進展していることを高く評価しております。 さらに、我が党はこのたびの決算に関する特別委員会におきましても、さまざまな要望や改善の提案を行ってまいりました。主なものを挙げてみますと、総括質疑では、会計年度任用職員制度導入による常勤・非常勤・再任用等の職員の人材育成と人事戦略、公共施設管理及び修繕・建て替え計画などの質疑を行い、要望や提案を行いました。 また、各館の審査では、イベントカレンダーへの掲載の徹底及び区民協働の視点の導入、応急危険度判定を速やかに行える事前の体制構築、人口増への対応についての早期提示、購入層も考慮したマンション等の調査、災害時の本庁舎及び区民施設での電源確保、感震ブレーカーや自動点灯ライトの復元方法等の普及啓発、高齢者ドライバーの免許返納者への証明書料補助の検討、日暮里・西尾久地域へのコミュニティバスの拡大、家庭教育学級の参加促進、初期消火のための投てき水パックの活用、VRを活用した防災訓練の検討、女性へのAED使用時の正しい知識の普及、高齢者分野と連携した障がい者相談支援、切れ目ないきめ細やかな障がい児等への相談支援、他の事業と連携した子ども食堂の展開、区立サービスセンターの民間サービスセンターとのすみ分け、区外の大学や専門学校と連携した介護人材の確保、幼児教育・保育の無償化の対象外となる外国人学校の区単独での補助の実施検討、介護予防強化に向けた聴力検査の導入及び補聴器助成とサポート体制の構築、養育家庭の普及に向けた啓発活動の推進、受けやすい時間帯での定期予防接種の実施、ポリオワクチンに係る周知の徹底とロタウイルスの定期接種化に向けた確実な準備、地域猫に係るボランティア団体の登録要件緩和、耳をカットしない不妊去勢手術済み表示の研究、早老症の方々への適切な対応、障がいのある方の病気の早期発見、食品ロス削減の推進、SDGsの普及啓発、新築マンションの用途変更禁止条例の制定、子どもたちが一人で悩まないで済む環境づくりの推進などについて要望や提案を行いました。これらの意見、要望等について、前向きの答弁がされたと理解しております。 中でも児童相談所については、職員の人材確保や区内諸機関との連携、区民に寄り添った相談体制の強化など、公明党区議団として、その充実に関して繰り返し要望してまいりました。 今回の決算に関する特別委員会においても、東京都に対する適切な財政的措置を求めてまいりましたが、今月九日には西川区長から小池都知事に直接申し入れをしていただいたことは、皆さん御存じのとおりです。安心して施設を運営できるよう、環境整備については、これからも強く要望させていただきます。 また、この十月よりスタートいたしました社会保障充実のための消費税一〇パーセントに伴う痛税感の緩和に有効で、実質的な生活減税となっている軽減税率の導入、消費税引き上げによる税収を活用して行われる幼児教育・保育の無償化、国や自治体、事業者、消費者などが連携し、国民運動として推進することとなる食品ロス削減推進法など、私ども公明党が国の立場でリードしてきたことにより始まった施策に対する区の対応につきましても高く評価しております。 そして、今まさに大型の台風十九号が東京を直撃する進路をとり、接近しております。荒川区における暴風・浸水被害などの防災対策を万全に行っていただくようお願いし、今後も引き続き、区民の生命と財産を守り、幸福実感都市あらかわ構築のために一層の努力をされるよう強く要望いたしまして、本決算の認定に賛成の討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 四番宮本舜馬議員。   〔宮本舜馬君登壇〕 ◆四番(宮本舜馬君) あたらしい党の宮本舜馬です。 私は、維新・あたらしい党会派を代表いたしまして、認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算の認定に賛成の立場から討論を簡潔に申し上げます。 さきの決算に関する特別委員会では、昨年度の予算執行の中で実施された行政の施策が区民の生活に対して幸福を感じられる環境を十分につくることができたのか、区民の目線に立って審査に臨ませていただきました。 当会派からの質疑では、子宮頸がんワクチンの接種に関する問題、ヘルプマークの普及啓発について、飼い主がいない猫への対策事業に関する課題の提起、待機児童に対するベビーシッター利用制度の導入及び保育ママの事業者拡大、歩きたばこと吸い殻のポイ捨てなどについて取り上げました。 答弁の中では、前向きな回答も得られ、既に対応を進めていただいている議題もありますが、課題の解消に向けて、さらなる施策の実現・実行を期待します。 当会派は、全員、今春に区民の信託を受けて初めて議席を与えていただいた新人議員会派でありますが、これまでの先人方が築いてこられた荒川区を新しい目線で、より住みやすい、住んでいてよかったと思えるようなまちづくりに向けた議論をこれからも行ってまいりたいと思います。 新年度予算に対しましては、決算に関する特別委員会で御提案させていただきました点について、実施、そして実行を求め、認定第一号に対する賛成の討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 二十六番清水啓史議員。   〔清水啓史君登壇〕 ◆二十六番(清水啓史君) 私もああいう十二年前を思い出しながら、討論を伺っておりました。 九月会議もきょうで閉会、ノーサイドということでありますが、まず台風十九号の一人一人の備え、そして、区としても万全の対策を我が会派からもお願いしておきます。 民主ゆいの会、清水啓史です。会派を代表いたしまして、認定第一号、平成三十年度荒川一般会計歳入歳出決算認定に賛成の討論をいたします。 「くらしの安らぎと夢を育む予算」と位置づけられた平成三十年度予算は、限られた財源を重点的かつ効果的に配分すること、区政運営の改革をさらに推進するとともに、事務事業の再点検・見直しを図ること、中長期的な視点に立った財政運営を行うことの三点に重点を置いて編成をされました。 決算に関する特別委員会におきましては、この方針のもと、区民が納得・満足の実感をできる施策が実行されたのか、チェック機関としての役割と、区民のためのさらなる施策の提案機関としての認識を持って審査に臨み、認定のできる決算と判断をいたしました。質疑の中で取り上げた学校の防災ヘルメットの導入、あらかわ遊園B地区でのスケートパークの整備等について、今後の前進を要望いたします。 さて、ラグビーのワールドカップ日本大会が今、開催をされています。ワールドラグビーはラグビー憲章を定め、品位・情熱・結束・規律・尊重という五つをうたっています。「One for all, All for one 一人はみんなのために、みんなは一人のために、一つの目標のために」、こういったラグビー精神はどの組織であっても必要なこと、大切にすべきことですし、どんな課題にぶつかったとしても、たとえ倒されても、味方側に向いて次につながるようにする、こういったことが求められること、大切なことだと考えます。 区民誰もが荒川区に住んでよかったと実感できるために、区が一チーム、一つになって課題に全力で取り組んでいくことを期待して、認定に賛成の討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本件については異議がありますので、起立によって採決をいたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、認定第一号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第十七、認定第二号、平成三十年度荒川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、日程第十八、認定第三号、平成三十年度荒川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、日程第十九、認定第四号、平成三十年度荒川介護保険事業特別会計歳入歳出決算、以上三件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △認定第二号 平成三十年度荒川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 △認定第三号 平成三十年度荒川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 △認定第四号 平成三十年度荒川介護保険事業特別会計歳入歳出決算                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本件に関しては、決算に関する特別委員会斉藤邦子副委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆十番(斉藤邦子君) 付託を受けました認定第二号、平成三十年度荒川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第三号、平成三十年度荒川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、認定第四号、平成三十年度荒川介護保険事業特別会計歳入歳出決算、この三件につきまして一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 これら三件につきましては、初めにそれぞれ議案内容について理事者から説明を受け、審査に入りました。 審査では、国民健康保険証への顔写真の組み込み、国民健康保険証の偽造事例、後方支援病床の病院数などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、まず認定第二号については、国民健康保険の都道府県化が始まり、今後、法定外繰り入れが解消される中で、保険料が連続で値上げされ、多子世帯の減額免除制度が見送られるなど非常に負担となっていることから反対との意見があり、委員会は採決の結果、認定することに決定いたしました。 続いて、認定第三号、認定第四号については、委員会は採決の結果、認定することに決定をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 認定第二号、平成三十年度荒川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 認定第二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、認定第二号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 認定第三号、平成三十年度荒川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 認定第三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、認定第三号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 認定第四号、平成三十年度荒川介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 認定第四号について委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本件については異議がありますので、起立によって採決いたします。 ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、認定第四号は委員長報告どおり認定することに決定いたしました。 この際、区長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。   〔区長西川太一郎君登壇〕 ◎区長(西川太一郎君) それでは、九月会議の終了に当たりまして、一言御礼の挨拶を申し上げます。 九月会議に御提案を申し上げました議案につきましては、いずれも御可決、御認定を賜りまして、まことにありがとうございました。 御審議の中で賜りました御意見、また御要望に十二分に留意をいたしまして、適正かつ効率的な執行に努めてまいりたいと存じますので、今後とも何とぞよろしく御指導を賜りますようお願いを申し上げます。 本日の御審議、また、賜りましたいろいろな御指摘、十二分に今後の区政運営に生かしてまいります。これからも全議員の皆様方の御鞭撻、御指導をお願い申し上げます。 時節柄、御健康に十二分に御留意賜りますようにお願いを申し上げます。 本日はまことにありがとうございました。 ○議長(茂木弘君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。九月会議における議決事件の字句及び数字等の整理を議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 お諮りいたします。九月会議に付されました事件は全て議了いたしましたので、本日をもって九月会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。まことにお疲れさまでした。   午前十一時十九分散会             議長    茂  木     弘             署名人   宮  本  舜  馬             署名人   菅  谷  元  昭             署名人   河  内  ひとみ...